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■夏の風物詩、金魚ビジネス。よい子のみんな、金魚の世話はちゃんとしようね。
お祭りの金魚を見ると、その美しくもはかない姿にちょっぴりせつない気分になる。すべてのお祭りが、いつか終わってしまう、せつなさをはらんでいるようにね。
というわけで、きょうのテーマは、「金魚」です。そもそも、金魚が生まれたのは、1500年前の中国。偶然発見された赤いフナを人工的に交配したのをきっかけに広まったといわれている。うーん、人の手によってつくられ、人の鑑賞のために生まれてきた命…やっぱ、なんかせつないっす。ちなみに日本では500年前に輸入され、戦国大名が自分のところの武士を飼育係に任命してその飼育にあたらせていたんだって。江戸時代に入ると、さらに選別・交配が繰り返され、より洗練された金魚を作ることが競われた。種類によっては、金魚のウロコを削ったり、色をつけたりして、模様をつけていくというから驚きだ…。
実はこの金魚、魚と同じく競りがある。週に1度競りが行われ「川0(カワマル)」(30円)、「ツ0(ツマル)」(80円)といった独自の掛け声で、落とされていく…。でも、金魚といっても観賞用と金魚すくい用では、全く別物。金魚の生産高が年12億円と日本一の愛知県弥富市の金魚漁業協同組合長の三輪守夫さんによると、「ランチュウの品評会チャンピオンクラスになれば150万円もするが、金魚すくい用なら数百匹まとめて3000円前後」と、これまたずいぶんと差が激しい。理由をたずねると「色や泳ぎ方、やせ方で決まる。でも絶対的な飼育方法が確立しているわけでもない。逆にそれが面白い」とのこと。そんな金魚ビジネスだが、現在は厳しい」
状況にあるらしい。
「単価が低い金魚が圧倒的。にもかかわらず、金魚の生産、出荷には多くの池を必要とする。ここ弥富は、名古屋まで近いこともありベッドタウン化している。土地を売り、金魚ビジネスから足を洗う業者も少なくない」と弥富市役所商工労政課の伊藤淳人さんはいう。せつないっす・・・。金魚ビジネスのピークは60年代。今は、まるで祭りの後って感じですね・・・。でも、金魚のせつなさは、絶対ケーザイになると思うんだな。だって、人は、せつないものにひかれる生き物だから。金魚を見ながら、はかなきわが人生を思う。この夏、お祭りで子どもが金魚を持って帰ってきた、というお父さん、すぐに飽きちゃう子どもに代わって金魚の世話をしてみては?意外と、心にぐっとくるものがありますよー。
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