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ケーナフルート考案、奏者 ルイス・デラカイエが日本デビュー
2007/8/28
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■SMDが50代以上に照準 柔らかな音色、心もホッ
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| 自ら考案した「ケーナフルート」を演奏するルイス・デラカイエ |
≪会員向けアルバム≫
「ルイス・デラカイエの奏でる音は、ピュアで心が洗われる。ぜひ、日本で売りたい」と力を入れるのは、ソニー・ミュージックダイレクトの若杉哲夫エグゼクティブ・プロデューサー。1年半前に来日したデラカイエのライブを聴き、惚れこんだ。
同社は、ソニーミュージックグループが保有する音源(旧譜)で企画盤製作や、通信販売などを手掛ける。会員になると毎月、CDの推薦盤が掲載された『CDクラブマガジン』を郵送する「CDクラブ」(10万人登録)は主力事業の一つ。
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| 売り込みに意欲を燃やすSMDの若杉哲夫エグゼクティブ・プロデューサー |
≪世界発信にも意欲≫
デラカイエは1979−86年、インカの伝統楽器で葦や竹で作った管に6つの穴が開いた縦笛「ケーナ」と「サンポーニャ(パンフルート)」を、リマ市のウイネトカ音楽院で学ぶ。2000年からは、デンマークのプレ・アカデミー音楽院でフルートを学んでいる。
転機は01年。ケーナでは現代曲の複雑で速い演奏に限界があると感じ、楽器考案を思いつく。それが、ケーナにフルートの高いメカニズムを取り入れる縦笛のフルート「ケーナフルート」だ。
デラカイエは、吹奏楽器製作者のモイセス・マトス・フランガに依頼し、ケーナのヘッドジョイント(マウスピース)をフルートの本体に融合した「ケーナフルート」を共同開発し、仕上げている。
「ミリ単位で調整した。音も音質もケーナとフルートの良さを合わせた楽器だ。音域が広がり、ケーナの柔らかい音色はそのままだ」とデラカイエは話す。
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| 「CDクラブ」の会員向けに発売される「アンデスの風」 |
「ケーナフルートで、新しい音を奏で、世界の音楽シーンに新ジャンルを提案していきたい」と意欲を示す。
≪ライブでPR≫
デラカイエは、スウェーデンのルンド大学マルメ音楽アカデミーのオリジナルプロジェクトで、ケーナフルートの開発者としての称号を得ている。次の使命は、ケーナフルートを世界に広めることだ。
「デラカイエの奏でる音の良さを伝えるには、まずライブを通じて、音の良さを伝えていく」
若杉エグゼクティブ・プロデューサーは、今後の戦略についてこう説明する。既に、今月17日から3回のライブを済ませた。現在は次回の来日ライブ実現に向け調整中という。
団塊の世代に向けたさまざまなエンターテインメントが提案されるなか、新たなリズムが一つ日本の音楽市場に登場する。
◇
≪ウゴ・パルマ・ペルー駐日大使≫
「ペルーは歴史、文化、産業などを展覧会やミッションを通じて、日本に積極的に紹介している。16日から19日に(東京)六本木ヒルズで、ペルーのプロモーションやアーティストのライブパフォーマンスなどを実施したばかり。音楽産業については、ルイス・デラカイエさんら多くのアーティストが日本で成功するよう、支援していきたいと考えている」
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