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過去最高19万人来場 東京ゲームショウ 「Wii」効果、ユーザー拡大
2007/10/2
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最新の家庭用ゲームをいち早く体験できる「東京ゲームショウ2007」(9月20〜23日)が千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた。任天堂の「Wi(ウィー)」など最新型家庭用ゲーム機が昨年出そろったため、今年は機器普及の鍵となる新作ソフトが主役となった。お気に入りのソフトを探すユーザーたちが詰め掛け過去最高となる19万3000人を記録、会場は終日盛り上がった。(谷口隆一)
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| 「無料配布中!」の巨大看板が回るレベルファィブのブース。無料ソフトを求めて行列ができた |
これを契機に、大手に続く総合ソフト会社へと認知度アップを狙うため、大規模ブースで初出展した。成果は上々。会場でしか手に入らないソフトを欲しがる人が押しかけ1、2を争うにぎわいを見せていた。
昨年の1番人気は家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」の発売を目前に控えたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のブースだった。今年はコナミの「メタルギアソリッド4」やセガの「龍が如く 見参!」「忌火起草」といった「PS3」対応新作ソフトの体験コーナーや、デモ映像の上映コーナーが数十分から数時間待ちとなった。高画質で高音質のハード性能を引き出すソフトを展示して、新型機をもてあましているユーザーにアピールしていた。
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ゲームショウの活況は中高生や20代といった層から下は小学生、上は中高年、さらに女性といったユーザー層の広がりが挙げられる。こうした層に合わせて、従来のカテゴリーにはなかったタイプのタイトルが多く出品された。
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| コナミはヨガを体験できるソフトを実演。来場者も一緒に楽しんだ |
健康や運動がキーワードとなったタイトルは、他社でも多く見られた。バンダイナムコゲームスではかつて、任天堂の「ファミリーコンピュータ」用に投入した「ファミリートレーナー」を、「Wii」向けに22年ぶりに復活させる。専用マットの上でジャンプして丸太を飛び越えたり、リモコンのコントローラーを振って船を操るゲームで、遊びながら体力や反射神経を鍛えられる。ハドソンも、スポーツ系のゲームを「Wii」向けに開発中だ。
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米国で行われる世界最大規模のゲーム展示会「E3」の規模が今年縮小され、日本でも各ソフトメーカーが個別に展示会やイベントを行うようになった。このため、ゲームショウの存在意義を問い直す声も出ていた。
「ゲームを産業としてとらえた場合、学生を含め幅広くゲームに関心を持ってもらう場が必要」
ゲームショウを主催するコンピュータエンターテインメント協会(CESA)の会長で、スクウェア・エニックスの和田洋一社長は各社が合同で行う展示会の意義をこう強調する。
その思惑に沿うように、昨年より1日長く4日間とした期間中に過去最高の20万人近くが来場。ゲーム大国・ニッポンを世界に改めて示すイベントとなった。
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■ソニー「PS3」再スタート
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| 基調講演で「PS3」の巻き返しを宣言するSCEの平井一夫社長兼グループCEO |
ソフト面では、ソフトメーカーが作品を開発しやすい環境を整える一方で、自社でも優れたソフトを開発してラインアップを充実させる。ハード面では振動機能付きコントローラーを“復活”させて国内で11月、欧米で来春投入する。携帯型ゲーム機の「プレイステーションポータブル」から「PS3」を操作できるような機能も付け加えて、両機の普及、浸透を目指す。
ただ、うわさされたPS3の価格改定など驚きを与える発表は一切なかった。ライバルの「Wii」が販売台数を伸ばしていることもあり、年末商戦に向けて更なる戦略を打ち出す可能性もありそうだ。
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