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天然ガスハイドレート

2007/4/21

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 地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素の排出が少ない天然ガスを効率的に輸送、貯蔵する新技術として「天然ガスハイドレート(NGH)」が注目されています。三井造船と三井物産が将来の需要を見越して、NGH技術を事業化する新会社を立ち上げるなど関連業界の動きも急です。

 NGHは、天然ガスに水を加え、マイナス20度で凍らせたシャーベット状の固体にする技術で、気体状のガスに比べ密度を約170倍にすることが可能です。天然ガスを常温で保存する場合、ガスの成分が分解しやいため、現在、マイナス162度で液化させる液化天然ガス(LNG)が一般的です。ただ、冷却のためのコストがかかり非効率とされていました。そこで注目されたのが、天然ガスが持つ「自己保存効果」と呼ばれる現象を利用するNGHで、マイナス20度で固体化すると、成分が分解してしまう場合でも分解が相当レベルで遅れるといいます。

 この技術が商用化できれば、これまで投資効果の観点から開発に二の足を踏んでいた中小ガス田の開発にも弾みが付きそうです。(今井裕治)

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