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広報・IR室副室長兼広報部長 宇佐美吉人氏
帝人 幅広い事業、能動的に「面の発信」
FujiSankei Business i. 2008/8/21

 
 □広報・IR室副室長兼広報部長 宇佐美吉人氏

 約160社から成る帝人グループは今年、創立90周年を迎え、6月には大八木成男社長が就任した。いま、新聞や経済誌などのインタビューが相次ぎ、まさにトップ広報の絶好のチャンスだ。ニュースレター「TEIJIN」6月号で大八木社長は、「技術革新に基づくイノベーションを推進、成長性と収益性の向上を目指していく」と語っている。こうした方針と、30年以上、医療事業に携わってきたプロフィルなどを発信することで「帝人グループとともにトップの顔が見える広報を展開していきたい」と宇佐美吉人広報部長は語る。

 それというのも近年、若い世代を中心に「帝人ってどういう会社?」と聞かれることが多いからだ。現在、ポリエステル繊維、高機能繊維、フィルム、樹脂、医薬医療、流通・製品、ITの7事業グループから構成され、世界に目を向けた事業展開を図っている。すっかり定着したフランスの少女・カトリーヌを起用したテレビCM「だけじゃない、テイジン。」も、幅広い活動を行っていることを表現している。その効果は、年々高まっている。

 広報・IR室は、広報、宣伝、IR(投資家向け広報)から成り、メンバーは20人弱。情報の発信先はそれぞれ異なるが、元となる内容は同じ。三位一体で情報発信に取り組み、今後の方向を公正公平に発信することが信条。広報歴10年。「広報の仕事は受動的に対応しているとすぐに限界を迎えてしまう。能動的な対応の拡大が重要」と言い、「点の発信」から「面の発信」となるよう心がけている。

 この4月、メンバーの若返りが図られた。当面は組織力向上のために一人一人のスキルアップが課題。グループ広報、グローバル広報も念頭に置いた広報体制の強化に注力する。社内の人脈はだれよりも広い。「現場の協力あってこその広報。現場との連携を大切にしながら、成果拡大を図っていきたい」と言葉を結んだ。(エフシージー総合研究所 山本ヒロ子)

                   ◇

【プロフィル】宇佐美吉人

 うさみ・よしひと 1986年早大教卒。帝人入社。岩国事業所、岐阜事業所勤労班長、宇都宮事業所勤労班長、大阪本社勤労部課長代理を経て、98年東京本社広報部。広報課長代理、広報課長を経て、08年4月から現職。

 【趣味】ホームパーティー、落語鑑賞

 【健康法】夫婦でジョギング

◆エフシージー総研のWebサイトはhttp://www.fcg-r.co.jp/index.htm

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