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電子マネー 

2007/5/18

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 コンビニエンスストア大手のローソンは店舗における電子決済の拡大策として、ビットワレットの運営する「Edy(エディ)」を7月中旬から、JCBなどの「クイックペイ」を8月下旬から、全国のローソンとナチュラルローソンに導入すると発表しました。現在導入されているNTTドコモの「iD(アイディ)」と合わせて3種類の電子マネーが店頭で取り扱われることになり、消費者にとっては選択の幅が広がります。

 電子決済は現金を持たずに電子的なデータ交換で商品の代価を支払うことです。クレジットカードでの支払いやインターネットバンキング、口座引き落しなども電子決済の一種です。

 コンビニなど少額決済の手段として注目されているのが非接触型ICカードを用いた「カード型電子マネー」。店頭の端末にカードをかざすと代金の支払いが完了するシステムです。

                  ◆◇◆

 最近は、ほとんどの電子マネーが携帯電話にも搭載できるようになり、利便性が向上しています。消費者にとっては、小銭を持ち歩く必要がなくなる、レジに並ぶ時間が短くなるといったメリットがありそうです。

 一方、手元に現金がないため金銭感覚が薄らぐほか、複数の電子マネーを持ち歩く際の紛失リスクも指摘されています。

 カード型電子マネーの支払い方法は、先に現金を入金し、その金額を上限とする「プリペイド(前払い)方式」と、後日にクレジットカードでの決済や銀行口座から引き落とされる「ポストペイ(後払い)方式」があります。さらに公共交通機関用の「ICカード乗車券」も加えた3種類に分かれています。

                  ◆◇◆

 便利な電子マネーが続々と登場する中で、流通業界の側も複数の電子マネーへ店舗対応が急務となっています。個別に決済端末を設置する必要がありましたが、今後はコスト面からも効率面からも、店頭で1台の端末で複数の電子マネーに対応する方式が主流になりそうです。

 今年2月にイオンが導入した決済端末は、JR東日本のICカード乗車券「Suica(スイカ)」と、アイディやイオンが独自に展開している「WAON(ワオン)」に対応。首都圏の私鉄やバスのICカード乗車券「PASMO(パスモ)」も利用が可能な多機能さです。

 使用可能な店舗の区別や支払い方法、決済額に応じて消費者に与えられるポイントの制度などに違いがあります。複数の電子マネーを状況に応じて使い分けるか。頻繁に利用する1種類に集約してポイントを効率よくためるか。消費者は自分に合った利用方法で、賢く利用することも必要になりそうです。(松岡朋枝)

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