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農業用ロボット 富士重工が開発

2009/11/21

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 富士重工業は20日、土壌の消毒作業を行う農業用ロボットシステム=写真=を開発したと発表した。近年、ハウス栽培などで大規模経営する農家が増えており、危険で手間のかかる消毒作業を省力化できるロボットの潜在需要は高いと判断した。価格はリモコン操作のロボットで200万円を想定しており、早ければ来年10月に商品化する方針。

 ロボットシステムは、害虫駆除のため、土壌に農薬を注入する作業を行う。同社の4輪製造で培った溶接技術を活用するなどして、重量を軽トラックに搭載可能な350キロとした。専用ノブで薬剤注入量の調整が簡単に設定できるなど、農作業者の利便性を向上させた。

 ロボットの走行制御は、レーザー三角測量技術を採用し、ビニールハウスなどの支柱に取り付けられた反射板にロボットがレーザーを投光することで、位置を把握し、直進、ターンを行う。動力はエンジン油圧式で、操作方法は手動、自動、リモコンの3種類。

 同社は製作に当たり、低価格実現のために新技術を最小に抑え、量産化されている農業機器の部品を流用するなどした。このため、価格は自動の場合800万円以上だが、リモコン操作なら約200万円になるという。

 25日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕する「国際ロボット展」に出品される。

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