2009/3/6
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テムザックのPRロボットを前に微笑む高本陽一・テムザック代表取締役(左から3人目)ら=3日、北九州市小倉北区の西日本工大 |
ロボットベンチャーのテムザック(北九州市小倉北区)と西日本工業大学(同)は、ロボットデザイン分野を中心に、包括的な産学連携協定を締結した。
テムザックは、ロボット分野で、早稲田大学、京都大学、九州大学などの大学と協定を結んでいるが、デザイン分野では初めて。
テムザックとしてはロボットの見た目と機能を合わせた総合的デザインを西日本工大と共同開発し、人間と共存しやすいロボットにつなげるのが狙い。西日本工大は実際のロボット事業に学生が協力することによる教育的効果を見込むとともに、地域に根ざした研究の発展などを期待している。協定の契約期間は設けず、長期的視野で協力していく方針。
すでに開発中のロボットのデザインをテムザックが西日本工大デザイン学部に委託するなど協力関係を先行させている。
協定の内容は(1)ロボットデザイン、その他、双方の共同研究および商品開発に関する連携(2)相互ノウハウ活用に関する連携(3)イベント、共同セミナーなどの開催に関する連携・協力(4)教育に関する連携・協力(5)その他双方が協議により定めた連携・協力−となっており、デザイン面にとどまらず、人間の生活空間に協調するロボットの共同開発、実際のロボット製作、学生教育などへの拡大を視野に入れている。
工学部、デザイン学部を置く西日本工大は“モノづくり”の研究、教育を重点化している。地域の企業との連携を強化するために、2009年4月に北九州市小倉北区に「地域連携センター」を開設する予定だ。西日本工大の教職員と共同研究を行う企業や行政機関、団体の研究推進に貢献するのが目的で、テムザックも同センターに入居する。
今回の産学連携は、福岡を地盤とする地方銀行の西日本シティ銀行(福岡市博多区)が、取引先企業であるテムザックを西日本工大に紹介する形で実現した。西日本シティ銀行と西日本工大は08年11月に地域発展と学術振興への寄与を目的に「産学連携協力に関する協定書」を締結している。