「京都・国際音楽学生フェスティバル」
2007/6/21
■世界級の実力派、華やかに
世界中の音楽大学から学生を京都に招き、若き音楽家の育成と音楽を通じた国際交流を目的に開催する「京都・国際音楽学生フェスティバル2007」(主催・財団法人ロームミュージックファンデーション)が5月26日から30日まで、京都市の府立府民ホールアルティで行われた。フェスティバルは、新しい文化交流の形であると同時に、現在の学生のレベルを垣間見るのに良い機会になっており、注目を集めている。(産経新聞「モーストリー・クラシック」編集部 藤井絵里子)
≪連日満員の人気≫
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| ハンガリー、ポーランド、フランス、ロシアの学生による2台ピアノのための8手連弾でリスト「ハンガリー狂詩曲第15番」(いずれも京都市の京都府立府民ホールアルティ、撮影はいずれも佐々木卓夫)
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今回はウィーン国立音楽大学をはじめ、ミラノ・ベルディ音楽院、ベルリン芸術大学、ジュリアード音楽院、シベリウス音楽院、パリ国立高等音楽院、リスト音楽院、ショパン音楽院、チャイコフスキー国立モスクワ音楽院、大阪音楽大学などの学生が参加。中には大学に在籍しながら、オペラハウスのメンバーとして演奏している人やCDを発売している人などもいて、まさに世界をまたにかけて活躍するアーティストを輩出し続ける名門の音楽院の名に恥じないような学生たちが送り込まれている。
≪多彩なプログラム≫
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| ベルリン芸術大学、ジュリアード音楽院、京都市立芸術大学の学生がバーンスタイン「舞踏組曲」を演奏
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また、1999年以来、学生による委嘱作品を初演することがフェスティバルの恒例になっている。今年はシベリウス没後50年にちなんで、シベリウス音楽院のヤルッコ・ペッカ・ユハニ・ハルティカイネンが作曲を担当。弦楽合奏のための作品「ルーメン(光)」が学生アンサンブルによって初演された。
特に華やいだ雰囲気となったのは、最終日の30日。後半のプログラムは、管弦楽と合唱による大規模な演奏会となった。ピアノ以外の全学生が一堂に会し、来日以来、5回に及ぶ練習を行う中で、それぞれが意見を出し合って音楽をまとめていった。
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| フェスティバル最終日、学生オーケストラをバックにアリアを熱唱するチャイコフスキー国立モスクワ音楽院のソプラノ歌手
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「音楽のある風景」は産経新聞社が毎月20日に発行している月刊情報誌「モーストリー・クラシック」(扶桑社発売、定価1000円)の連載コーナーの一つです。今回の「京都国際音楽学生フェスティバル2007」の詳報も、8月号で掲載しています。問い合わせは(電)03・3275・8328。



