W杯バレー 北京五輪切符に全力 全日本女子キャプテン・竹下佳江選手に聞く
2007/11/14
■きょうからW杯バレー名古屋ラウンド
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| 全日本女子バレーの司令塔としてチームを引っ張るキャプテン、竹下佳江選手(中井誠撮影) |
−−札幌ラウンドでは3連勝し弾みがでてきた。W杯最終決戦への思いは。
「やはり、このW杯で北京五輪出場への切符がとれるので、死にもの狂いでチーム一丸となり、つかみにいきたい。北京五輪の舞台に立ったときには、自分が目指せる最後の五輪だと思って戦うので、まずはW杯で良いパフォーマンスをみせたい。今、悔いにならない戦いをすることで、最後に結果がついてくると思う。気を引き締めて、全力で頑張りたい」
−−ベテランブロッカーの多治見選手(35)から現役高校生セッターの河合選手(17)ら、と選手層が厚い。その中で、キャプテンの役割とは。
「今年は年齢層が幅広く、今までやったことがないメンバーがそろっているので、(まとめる上で)難しい年でもある。試合中は、それぞれの選手がどういう状況かを察し、励ます言葉や肩の力が抜ける言葉をかけ、プレーで助けたい。とにかく、目配り気配りを細かくし、人が見えない所でもどう動くかが大切。気負うことなく、自分が考をどうチームに伝え、どうチームとして動いていくか、を常に考えたい」
−−セッターはスパイカーら人を生かす、影の力。日本の大黒柱、竹下選手流とは?
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| 4日のセルビア戦では、司令塔・竹下佳江選手(背番号3、写真右)のトスワークがスパイカー・大山加奈選手(背番号2)を生かした |
−−世界を相手に、日本ならではの強みを生かす。
「日本の強みは即効性。日本に2メートルや190センチメートル台の選手はいないし、私も身長は低い。では、自分たちがどう戦わなければいけないか、となるとおのずと戦い方が決まる。それは、組織力、個々のコンビネーションを生かし、自分たちのシステムを出すこと。結果、世界と対等に戦えると思う」
−−MVPを獲得してきた。世界の目をどう感じている
「いやらしいプレーヤーだと思ってもらえるのはうれしい。より一層、いやらしくなろうと思うし、それが勝ちにもつながると思う。そういう意味では、もっともっといやらしいバレーができれば、と思う」
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【プロフィル】竹下佳江
たけした・よしえ 福岡・不知火女高(現誠修高)卒。96年NEC入社。02年からJTマーヴェラス。04年プロ契約。多彩なトスワークで司令塔として活躍、04年アテネ五輪で5位入賞。159センチ。29歳。北九州市出身。
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【用語解説】バレーボールW杯
五輪、世界選手権とともに世界3大大会の1つとされる。4年に1回、五輪開催前年度に行われる。男女とも、日本を含む12カ国がリーグ戦を行い、上位3チームに来年の北京五輪出場権が与えられる。
現時点で北京五輪への出場権があるのは開催国の中国だけ。全日本女子は現在、通算成績6勝2敗(5位)で、今大会での出場権獲得へ望みをつないでいる。14日キューバ、15日米国、16日ブラジルと戦う。全日本女子がここで出場権を逃した場合、来年5月の世界最終予選に挑む。W杯男子は、18日から。全試合、フジテレビジョンで放送。今年のW杯で最高の平均視聴率は、10日のポーランド戦で20・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。


