「燃費向上」効果なし 公取委が19社に排除命令

2008/2/9

公正取引委員会の排除命令を受けた「燃費向上」をうたうカー用品
公正取引委員会の排除命令を受けた「燃費向上」をうたうカー用品

 冷却水の添加剤やシガーソケット取り付け器具など自動車の「燃費向上」をうたった16商品は効果の根拠がないとして、公正取引委員会は8日、景品表示法違反(優良誤認)でカー用品メーカーなど19社に排除命令を出した。

 命令を受けたのは「ソフト99コーポレーション」(大阪市)、「奈良健康堂」(奈良市)、「すばるメディア」(福岡県)、「リッツコーポレーション」(栃木県)など。

 公取委によると、各社は2003年ごろからカー用品店や通信販売で「ラジエーターに入れるだけで燃費が最大24%アップ!」「燃焼効率向上」などと表示し、冷却水に添加する「起爆水」や、燃料に混ぜる「ギガスマルチパワータブレット」などの商品を販売した。

 ガソリン価格の高騰で燃費向上グッズが注目されている状況を踏まえ、公取委は裏付けとなる資料の提出を求めたが、各社は合理的な根拠を示さなかったという。

 16商品は1000円から3万6000円程度で、これまでの売り上げは計約20億円。公取委は「今回の調査で売れ筋商品の大半をカバーした」としている。

 ソフト99は「関係者に迷惑を掛け、深くおわび申し上げる」とコメント。すばるメディアは「効果があることを確認しており、不服を申し立てる」としている。

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